エコポイント
先日部屋のエアコンを買い換えたのですが、その際の商品選びでエコポイントについていろいろ考えさせられました。
旧型は20年間使用していたため消費電力が大きく、買い換えの目的は「電気を食べない機種であること」だったのですが、最廉価モデルだと省エネ設計がされておらず、エコポイントも付きません。
ある程度省エネ設計がされており、かつ、エコポイント対象となると最廉価モデルの次のグレードを選ばざるを得なくなります。
実勢価格で2,3万円の違いがあるのですが、月々の電気代を一定期間累計すれば、何年か使ったある時点でお買い得になるというわけです。
その理屈は分かるのですが、だとしたら最廉価モデルというのはどのような購買層をターゲットにしているのかちょっと疑問ですよね。
ましてエコポイントは省エネ設計機種に付与されますから、結果として大半の人が「2番目に安い機種以上」を選ぶことになるでしょう。
そう考えると最廉価モデルはあくまで客寄せパンダと言えます。
当店ではエアコンもこれだけ安いですよ、とアナウンスメントするためのモデルと言えそうです。
さて、本題のエコポイント。
結論から言えばこの制度はとても意味のあるものだと思いますが、手続きが複雑過ぎます。
レシートのコピーや保証書およびリサイクル券のコピーが必要なのはしょうがないにせよ、自分に付与されているポイントからどの商品が選べるのか、その対象商品が驚くほど多岐にわたっていて、決めかねてしまうのです。
たとえば今回私は9000ポイントを得たのですが、商品によってはそのポイントに送料を加算しなくてはならないものもあり、9000ポイントを過不足なく使い切るためにはある程度限られた商品を選ばなくてはならないんですね(もしかしたら私の理解不足かも知れませんが、およそそのようなシステムだったと思います)。
悩んだ挙げ句、一番つぶしがきく図書カードにしましたが、事務的な申請手続きの煩雑さも含めてエコポイント制度には改善の余地がいっぱいあると感じます。
それと一番大切なのは、何のためのエコポイントか、なぜエコポイントが発生するのか、という理由を忘れてはいけないことですよね。
今回の場合、省エネ設計の機種を選んだからエコポイントが付いたという因果関係をしっかり頭に入れておかないと、単なるセールスやサービスと受け流してしまいそうです。
エコの問題は多角的な研究と議論を要すると思うのですが、制度として利用する以上、その意味を忘れてはいけないなぁと思うのです。
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