市民相談
今日は市役所にて市民相談を担当してきました。
過去3回の市民相談では、年金不信が燎原の火のように広がった2年前に多くの相談者が来られ、一人一時間近くの時間をかけてお話しをしたのですが、ここ最近は来談者数も落ち着いて本来の市民相談の趣旨に叶った内容になってきたと感じています。
同時に来談される方の意識の向上や勉強度合いも変わってきたように思えます。
「国年と厚年」「25年」「65歳」という年金に関するキーワードをしっかりと勉強されてる方が増えているような気がするんですね。
これは(その契機が社保庁の不祥事だったとは言え)、とても良いことだと思います。
年金にせよ、税制にせよ、知らないままで泣き寝入りをしたくないという権利意識が高まることで、制度そのものに対するジャッジメントにつながりますし、制度運営者への対抗的なアドボカシーにもつながるでしょう。
何かを知ることと、何かを変えることとは常に一体の関係にあると思い知らされます。
税制の話を例に出しますが、定率減税や老年者控除が廃止されたことを覚えてる方は少ないと思います。
制度の変更(おもに改悪)は不思議と忘れ去られがちなんですよね。
来年にも配偶者控除廃止に直面することになりますが、まず「知っておくこと」が何よりも大事なことだと思うのです。
知っていれば、制度として無くなっても忘れることはありません。
すなわち何かの形で引き合いに出して、それを国策・政策に提言することもできます。
税制の例を出しましたが、年金に関してはこの2,3年でそのような土壌が出来上がってきたように思えます。
「よく分からない話」ではなく「よく知ってる話」へ。
より良い社会保障制度の在り方を考えるときに、そのような変化はとても大切だと思っています。
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