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2009年7月 2日 (木)

改ざん

昼間にラジオ番組を聴いていることが多いのですが、今日たまたま付けていた番組で「会社からボーナスを現金で貰ったときは給与明細書を書き換えて少なめの数字にして奥さんに渡している・・」というエピソードを紹介していました。
ボーナスを給与の2.5ヶ月分にするという部分を2.1ヶ月分ということに「改ざん」して、差額をへそくりにしてしまうという微笑ましい話でした。
もちろんこれはラジオのバラエティにおけるこぼれ話であって、その真偽やそのモラルを本気になって責める類のものではないでしょう。
この場合は「改ざん」と言うより、むしろ夫婦間の駆け引きといったニュアンスです。
しかしながら現実に給与明細を勝手に書き換えて保存していたらどうなるのでしょうか?
たとえば改ざんで真っ先に思い出す厚生年金保険の標準報酬月額の問題。
従業員に支払った給与額を実際に支払った額より低額に申請し、保険料の企業負担分を減らす(同時に社保事務所の保険料納付率を上げる)悪質な手口です。
このケースは従業員にとって自衛の方法が非常に困難であると言えます。
社保事務所を訪れたりネットで調べて定期的に自分の標準報酬月額をチェックするのは容易ではないことですし、現実的でもありません。
しかしながら年金受給時になって明らかに改ざんの疑いがあると感じて調べて貰う際には、手元に残した給与明細書が物を言うのです。
いつの時期にどれだけの給与を貰っていたか・・・それを客観的に証明するツールが給与明細書なのです。
ラジオで面白おかしく家庭内のエピソードとして語る分には問題はありませんが、やはり会社から貰った書類書面というのは後々何か起こったときの貴重な判断材料となりますから大切に保管する意識も忘れてはなりませんよね。

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