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2009年6月24日 (水)

津田梅子

久々に雑談更新します。
私の家のすぐ近くに津田塾大学があるのですが、創立者の津田梅子の名前は知っていたものの長い間きちんとした伝記を読んでおりませんでした。
最近になってひょんなことから彼女の伝記を読みたくなり吉川弘文館から出版されている人物叢書を買い求めて読破しました。
教育を第一義とする大学であれ営利を第一義とする企業であれ創立者の生き様は波乱に満ちていることが常ですが、津田梅子の場合も例外ではありません。
そもそも明治初頭に渡米していることだけでも私の凡庸な史観からはとてつもない波瀾万丈を感じます。
今でこそ留学は当たり前となっているとはいえ、それでもなお留学という言葉には一種独特の苦難を想像してしまうわけですから況んや120年前に於いてをやです。
しかしながら津田梅子の本当の波乱はむしろ帰国してからにあったことを知り、その堅忍不抜な生涯を日本で花咲かせたことに人間的な魅力を感じました。
現代に於いてもそうなのでしょうけど留学そのものより、留学後にどのような知識・経験のフィードバックを行うか、そちらの方が遙かに困難を伴う作業なのでしょうね。
まして時代的制約を考えると頭が下がる思いです。
平素から買い物等で津田塾の横を通る毎日ですが、創立者の人格に触れると目にする光景も全く異なった印象になりますよね。
人を知ると言うことは単に歴史を知ることだけではなく現在を見る目線の高さを変えることなのだとあらためて感じました。

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